とも動物病院の導入機器などの設備をご紹介いたします。
レントゲン透視装置
レントゲンは写真のようにその時の体の中の状態をみますが、透視装置があると呼吸状態や咳をした時ののどの状態、飲み込むときの食道の状態など臓器の動きが動画として見れます。
また造影剤を用いることにより異常な血管(動脈管開存症、門脈シャント等)を見つけることができます。
デジタルレントゲン装置(FUJIFILM DR CALNEO Smart S47)
以前はフィルムを使用したレントゲンでしたが、近年はデジタル化されデータとして画像が記録されるようになりました。CRよりもさらに早くまた動物に負担の少ない検査ができるようになっています。
当院は診察室で撮影した画像が見られるようになっています。
超音波検査装置
病気の動物の体の中をリアルタイムで見ることが出来ます。
レントゲンのように被ばくすることがなく動物に対する負担が少ない検査です。
簡単な超音波検査は飼い主様に動物をささえてもらい検査しますのですぐに結果をお見せできます。
詳細な検査はお預かりして診察時間外に行います。
内視鏡(検査・異物除去に使用)
異物などでお腹をあけずに摘出することができ動物にかかる負担を大幅に減らすことができます。また、慢性的な消化器症状(嘔吐、下痢)に考えられる胃や腸の異常を中から肉眼的に確認でき異常部位の組織を採材することができます。負担をかけない検査として使用頻度が増加しています。
動物用心電計 D320
心臓の検査として重要な機器です。心臓の電気的な動きを見ることにより不整脈を早期に発見することができます。
全血球検査機器
動物の血液の成分の中で白血球・赤血球・血小板の数を計る機械になります。
当院の検査機器は犬猫だけでなくウサギ・フェレット・ラット・マウス等の測定ができます。
血液生化学検査機器
動物の血液から分かる血糖値、肝臓・腎臓等の内臓の異常をチェックする機械になります。
検査時間としては5分~10分と短時間で測れます。
血液凝固検査装置 COAG 2NV
院内で短時間に血液の凝固障害の確認が行えるようになりました。手術前に使用することが多いです。
血液ガス分析装置 GASTAT navi
血液中の酸素濃度を測定する機器になります。これにより血液からも呼吸状態の確認が取れます。
ヘマトクリット遠心機 H-1200F
血液を血清分離でき、生活習慣病検査、酸化ストレス検査等をする時に使います。
眼圧計(トノベット)
以前までの眼圧計は操作と測定に時間がかかり動物に負担がありましたがトノベットは操作がしやすく動物に負担をかけずに迅速に眼圧を測定できます。
顕微鏡
皮膚や便の中の細菌や寄生虫、腫瘍細胞、血液細胞を見ることができる装置です。
当院ではモニターを使い飼い主様に直に見ていただくことができます。