当院では循環器疾患に関しても外部の循環器専門医にアドバイスをいただき、力をいれて診断および治療を行っております。
以下の1~11までの診療と検査を必要に応じ適用し診断・治療を行います。
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1.問診
飼い主様から、当院に来るまでの状態と既往歴も含めた問診を行います。
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2.一般身体検査
飼い主様立会いの元、実際に触診、聴診などを行います。
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3.心電図検査
心電計を用い心臓の状態を正確に把握します。
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4.血圧測定
オシロメトリック法およびドップラー法を用い測定します。
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5.血液検査
基礎疾患や他の疾患が考えられる場合に血液検査を行います。
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6.血液ガス検査
動脈血での酸素や二酸化炭素の量を測定し適切な酸素供給と二酸化炭素の排泄が行われているかを確認します。
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7.レントゲン検査および
レントゲン透視検査超音波検査だけでは測れない肺や心臓の状態を確認するためにレントゲン検査を行います。
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8.超音波検査(心臓)
心臓の動きや形をリアルタイムで確認します。
上記の1~8の検査で、心電図に徐脈性不整脈等の異常がある場合は下記の検査を実施します。
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9.ホルター心電図
1日心電図をつけて日常生活を送ってもらい1日中でどれくらい不整脈が出ている確認します。
9の検査で先天性心疾患が疑われる場合は下記の検査を必要があれば実施します。
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10.カテーテル検査
血管にカテーテルを挿入し造影することで心臓の異常を確認します。
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11.超音波造影検査
超音波造影剤を使用しASDやVSDなどの疾患を診断します。